二見書房シャレード文庫『ヤクザ、集団感染』の松雪奈々先生降臨~!

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芳林堂書店コミックプラザに、
二見書房シャレード文庫『ヤクザ、集団感染』の松雪奈々先生がご来店くださいました~!

松雪先生と言えば、シャレード文庫の
『なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど』で衝撃デビューを飾られた、BL小説界の台風の目!(笑)
この作品が発売されてから、シャレード文庫さんがより過激に、より面白路線に行かれたような……(褒め言葉です)
現在のシャレード文庫さんの人気ぶりを象徴する作家さんではないでしょうか?

ヤクザ集団感染
●『ヤクザ、集団感染』 著者:松雪奈々 イラスト:高城たくみ 発行:二見書房 定価:650円
これからも、入院中は毎晩奉仕をさせてもらおうか

門脇組傘下の組長同士である椿と剣持は犬猿の仲。そんな二人が組員とともに結核にかかり、世間から隔離された病棟で三ヶ月を過ごすことに。
その上、椿は剣持と二人部屋。
しかし、拝金主義の冷徹な男かと思っていた剣持の、組長としての度量を見せられこれまでのイメージを覆される。
だが、性奉仕をかけた花札勝負に負けた剣持は、律儀に約束を守ると椿を押し倒し、はては証拠写真を盾に毎晩奉仕をさせろと脅してきて…。
これ、なんかおかしくねーか!?


タイトルといい、あらすじといい、すでにおかしい……でもおかしくない!
松雪ワールドにハマってしまった読者の皆様には、安定のワクワク感しかありませんよね。
今回も絶対に面白いに違いないっ!! 皆様期待に胸と鼻ふくらませているはずです。

当ブログ担当者も、松雪先生にお会いするのは初めて。
いったいどんな方なのかとドキドキしておりましたが……
とても上品で物静かな空気を纏った方でした。
この落ち付いた物腰の先生から、いったいどうしてあんなイカレポンチなお話が……?

「先生がお書きになる面白いお話の発想は、どこから生まれていらっしゃるんですか?」と私。
「普通です。私のお話は、すべて実体験に基づいてできているので」
「へ~実体験ですかぁ、え? 実体験!!!?」
「ええ」先生にっこり。

……やっぱり、松雪先生ただものじゃありませんでした。
穏やかな笑顔で、さらりとおっしゃることがいちいちおかしい。
先生の頭の中には、外からはうかがい知ることのできないもの凄いオモロイ事がいっぱい詰まっているんでしょうね。
それをBL作品として読める私たち読者は、なんて幸せ者なんでしょうか。

先生にサインを書いていただきました。
DSCF4608.jpg
非常に恥ずかしがられていらっしゃったので、お手元をちょこっとだけ。

色紙とPOPもいただきました。
DSCF4609.jpg
芳林堂書店コミックプラザにて展示させていただいております。
サイン本も販売中ですが、数に限りがございますので、なくなってしまっていたらゴメンナサイ。

通販、ちるちる×ホーリンラブブックスでは、7月以降に松雪先生のサイン本を販売させていただく予定です。
お楽しみに!

今回の『ヤクザ、集団感染』は、編集者さんと松雪先生の打ち合わせ電話で、
先生がいきなり
「ヤクザが集団で隔離されるんです!」
「は!?」(←編集さん)

みたいな会話から生まれたそうです。さすが。
『淫魔~』も、もともとはホラーな話を書きたくて思いついたとおっしゃってました。
淫魔に憑かれちゃうんだから、ホラーと言えばホラーですけど、
松雪先生の手にかかるとどうしても面白方向にいっちゃうんですね~。
先生の発想の原点と、お話が(おかしい方向に)成長していく過程をちょっとだけ垣間見れて、
1ファンとしてもうれしかったです。
先生、これからももっとぶっとばして、自由にノビノビBL小説の可能性を広げてくださいね。
二見書房さん的にはオールOKだそうですし♪

松雪先生、二見書房スタッフさま、お忙しい中ご来店、本当にありがとうございました。

芳林堂書店コミックプラザは、みなさまの萌えツボにハマる作品をたくさん取り揃えております。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。
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