Posted by: ホーリンラブブックス 13 years, 2 months ago
10月1日公開、よしながふみさん原作の映画『大奥』。
男女逆転SF的衝撃時代劇である超人気コミックの実写化ということで、すでに話題騒然です。
先日、書店関係者を集めた試写会にお呼ばれしてきました。

パンフレットと今回の映画化の元になっている『大奥(1)』。
私は主にBL書籍担当なんですが、この本についてはBL的目線は一切持たずに、
イチファンとして読んでいます。だって単純に面白いですもの!
原作ファンとしては、こんな奇妙キテレツな話をどうやって実写化するのかと、非常に興味と不安がありました。
いざ拝見!
……最初から、結構ウルウルさせられちゃったよ。
ストーリーわかっててウルってくるのは、自分的に世界感に満足している証拠です。
よっしゃ、安心して観れるぞ。
そう思ったら、のめり込んでおりました。
全体の感想としては、1巻の雰囲気がそのまま再現されています。
これって結構凄いこと。
原作付きの映画やアニメって、自分の原作像から外れているとガッカリなことが多いですが、
『大奥』はかなり“まんま”でした。
柴崎コウさんが吉宗やるって聞いた時、カッコよくてピッタリ!って思ったけれど、
二宮和也さんは時代劇のイメージがなくて、正直どうかな~って思ってたのです。
でも、水野役にはハマってました!! チャラくて、でもちょっと影のある江戸っ子役が似あってる。
でもイケメン加減で言うと、玉木宏は凄いですね。
彼が若かったら水野役もできたんじゃないかなぁ~? そんりゃあもうすンごい色気でした(笑)
若いイケメンくんたちをズラリと揃えた大奥の様子も楽しい。目の保養でございます。
でも私的に一番感心したのは、吉宗の腹心の久道役・和久井映見さん!
それこそ“まんま”でしたよ!! 彼女の奇跡の演技が見れたことで私、かなり満足いたしました。
そしてわすれちゃなんねぇ、水野の先輩でありよき理解者である、御三の間の杉下役・阿部サダヲさん。
杉下は、かなり悲惨な経験を積んで、流れ流れて大奥にたどり着いたという役どころ。
だけど、原作版のよしながふみさんの美麗な絵柄だと、いまいち説得力に欠けていたのです。
それを(決してイケメンでない)阿部サダヲさんが演じることによって、いやがおうにも増す説得力!
……いや、阿部さんすみません。でもそのくらい素晴らしい演技でした!!
そして見どころは他にもたくさん。
コスチュームプレイ好きな私としては、ゴージャスなセットと衣装も楽しみにしてました。
吉宗お目見えの御鈴廊下のシーンで使われた手描きの金襖! 天井からクジャクの羽根が降ってます!!
あまりの美しさに息をのむとはこのことよ!
部屋のセットも、各キャラクターのイメージに合わせた上品なもので、ほんとうっとりでした。
そして、大奥イケメンくんたちの華やかな衣装!
和風だけどカラフルで、なんだかマカロンぽいのです。スイーツな感じはソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』を思い出しちゃいました。そのまま舞踏会始められそう~♪
各ロケ地も、世界遺産に認定されているめったに見ることのできない場所とかで、セット撮影の時代劇とは、断然スケール感が違いましたね。
とにかく楽しみどころ満載の映画版『大奥』でした。
まだ原作をお読みになった事のない方、映画を観てから1巻を読んでも、2巻3巻と違和感なく読み進められることうけあいでございますよ!
もちろん、原作ファンは、映画を観終わった後、もれなく1巻を読み返したくなります。
当店では、映画化を記念して、お店のあちこちで『大奥』フェアを開催中!
レジ前ワゴンの後ろでは、映画版『大奥』のプロモーション映像も放映中!
新刊平台コーナーでも!

少女漫画コーナーでも展開中です!!

少女漫画コーナー脇では、映画のチラシと、1巻試し読み用冊子も配布中。

●『大奥』発行:白泉社 作者:よしながふみ
1~6巻発売中
定価:1巻 600円 2~3巻 620円 4~6巻 650円
白泉社『大奥』公式サイトはコチラ
週末の読書にぜひいかがでしょう?
みなさまのご来店、お待ちしております♪♪
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男女逆転SF的衝撃時代劇である超人気コミックの実写化ということで、すでに話題騒然です。
先日、書店関係者を集めた試写会にお呼ばれしてきました。

パンフレットと今回の映画化の元になっている『大奥(1)』。
私は主にBL書籍担当なんですが、この本についてはBL的目線は一切持たずに、
イチファンとして読んでいます。だって単純に面白いですもの!
原作ファンとしては、こんな奇妙キテレツな話をどうやって実写化するのかと、非常に興味と不安がありました。
いざ拝見!
……最初から、結構ウルウルさせられちゃったよ。
ストーリーわかっててウルってくるのは、自分的に世界感に満足している証拠です。
よっしゃ、安心して観れるぞ。
そう思ったら、のめり込んでおりました。
全体の感想としては、1巻の雰囲気がそのまま再現されています。
これって結構凄いこと。
原作付きの映画やアニメって、自分の原作像から外れているとガッカリなことが多いですが、
『大奥』はかなり“まんま”でした。
柴崎コウさんが吉宗やるって聞いた時、カッコよくてピッタリ!って思ったけれど、
二宮和也さんは時代劇のイメージがなくて、正直どうかな~って思ってたのです。
でも、水野役にはハマってました!! チャラくて、でもちょっと影のある江戸っ子役が似あってる。
でもイケメン加減で言うと、玉木宏は凄いですね。
彼が若かったら水野役もできたんじゃないかなぁ~? そんりゃあもうすンごい色気でした(笑)
若いイケメンくんたちをズラリと揃えた大奥の様子も楽しい。目の保養でございます。
でも私的に一番感心したのは、吉宗の腹心の久道役・和久井映見さん!
それこそ“まんま”でしたよ!! 彼女の奇跡の演技が見れたことで私、かなり満足いたしました。
そしてわすれちゃなんねぇ、水野の先輩でありよき理解者である、御三の間の杉下役・阿部サダヲさん。
杉下は、かなり悲惨な経験を積んで、流れ流れて大奥にたどり着いたという役どころ。
だけど、原作版のよしながふみさんの美麗な絵柄だと、いまいち説得力に欠けていたのです。
それを(決してイケメンでない)阿部サダヲさんが演じることによって、いやがおうにも増す説得力!
……いや、阿部さんすみません。でもそのくらい素晴らしい演技でした!!
そして見どころは他にもたくさん。
コスチュームプレイ好きな私としては、ゴージャスなセットと衣装も楽しみにしてました。
吉宗お目見えの御鈴廊下のシーンで使われた手描きの金襖! 天井からクジャクの羽根が降ってます!!
あまりの美しさに息をのむとはこのことよ!
部屋のセットも、各キャラクターのイメージに合わせた上品なもので、ほんとうっとりでした。
そして、大奥イケメンくんたちの華やかな衣装!
和風だけどカラフルで、なんだかマカロンぽいのです。スイーツな感じはソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』を思い出しちゃいました。そのまま舞踏会始められそう~♪
各ロケ地も、世界遺産に認定されているめったに見ることのできない場所とかで、セット撮影の時代劇とは、断然スケール感が違いましたね。
とにかく楽しみどころ満載の映画版『大奥』でした。
まだ原作をお読みになった事のない方、映画を観てから1巻を読んでも、2巻3巻と違和感なく読み進められることうけあいでございますよ!
もちろん、原作ファンは、映画を観終わった後、もれなく1巻を読み返したくなります。
当店では、映画化を記念して、お店のあちこちで『大奥』フェアを開催中!

レジ前ワゴンの後ろでは、映画版『大奥』のプロモーション映像も放映中!
新刊平台コーナーでも!

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少女漫画コーナー脇では、映画のチラシと、1巻試し読み用冊子も配布中。

●『大奥』発行:白泉社 作者:よしながふみ
1~6巻発売中
定価:1巻 600円 2~3巻 620円 4~6巻 650円
白泉社『大奥』公式サイトはコチラ
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