白泉社・花丸文庫BLACK『准教授と依存症の彼』の四ノ宮慶先生がご来店下さいました!

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白泉社・花丸文庫BLACK『准教授と依存症の彼』の
四ノ宮慶先生が、芳林堂書店コミックプラザにご来店下さいました!

准教授と依存症の彼
●『准教授と依存症の彼』 著者:四ノ宮慶 発行:白泉社 定価:710円
どうしても抱かれたいなら、他をあたってくれ

母親や複数の男性からの暴力、監禁――性的虐待。
壮絶な少年期を送り、その影響から抜け出せない大学生の須藤舜は、性行為の後でなければ食事が摂れず、その後に精を吐き出すように詩を紡ぐ。
そんな舜の詩は高く評価され、詩集はベストセラーになるほどに注目を浴びていた。
しかし肝心の舜は、大学の准教授で後見人でもある恭平にしか心を開かず、他に人間と全く関わろうとしない。
舜を想い、彼の自立を願う恭平は「お前を愛している。だから俺は、お前を抱かない」と宣言。
「死の宣告」にも近い恭平の拒絶に、舜は困惑し追い縋るが……。



四ノ宮先生は、前作の二見書房・シャレード文庫『落椿』発売時にもご来店いただきました。
その時のレポートは →コチラ

四ノ宮先生というと、かなりシリアスな設定のお話が多く【イタイお話】を書かれる作家さんとして認識されている方もいらっしゃるとか……。
実際、四ノ宮先生ご自身は「自分の書く話がイタイお話なのかよくわからなくって……」とおっしゃる、イタイ耐性がとってもついていらっしゃる方のようです(笑)。
今回も、あらすじを読むとちょっと苦手かも……と尻込みされる方がいるかもしれません。
私なんて、「キターッ!」ってわくわくしちゃったほうですが。

なんてお話を、同行された担当編集者さまにしたところ、
「読者さまの嗜好は本当に様々なので、あらすじはできるだけ正確に書く様に心がけているんです。好みの分かれるような重要なキーワードを書かずにいると、どうして書いといてくれなかったんですか~ってご意見をいただいたりもするので(苦笑)」
とのこと。
なるほど。あらすじでネタばれは困りますが、萌えにつながる重要なキーワードは、正直に伝えることが花丸編集部さまの誠意の表れなのですね。

今回のお話も、かなりシリアスでハードな設定ですが、受けを突き放し自立と再生を促す、という攻めサマの深い愛情ゆえの繊細で複雑な心理ドラマが堪能できます。
心に大きな傷を負ったまま大人になってしまった、あふれ出んばかりの才能を持つ繊細な心を持つ青年の成長物語。
あ、私が言うと陳腐なおすすめセリフしか出てこないわ~情けない……
でも、BL小説でしか読めない、感動的な愛の物語となってます。やっぱBLは愛だよね! ハッピーエンドだよね!!
苦手意識はちょっと脇に置いておいて、この機会にぜひ、四ノ宮先生の世界に触れてみてはいかがでしょう。

四ノ宮先生にサイン本を書いていただきました!
DSCF4765.jpg
1冊ずつ、丁寧にコメントを入れてくださっています。

先生直筆のおすすめPOPも書いていただいちゃいましたよ!
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コミックプラザでしか読めない貴重品! 先生無理言ってスミマセン~

さっそく、コミックプラザと通販・ちるちる×ホーリンラブブックスにて販売させていただいております。
DSCF4770.jpg
サイン本は数に限りがありますので、売り切れてしまったらゴメンナサイ。
より多くのお客様にご提供できるよう、お一人様1冊でお願いいたします。

ちなみに、四ノ宮先生直筆POPはこんな感じです。
DSCF4771.jpg
イラストをご担当の奈良千春先生の着衣エロが必見だそうですよ~

当店に設置している、ご来店記念のホワイトボードにも、ご来店記念にサインしていただきました。DSCF4767.jpg

右下隅!!!
DSCF4768.jpg
四ノ宮先生、もっと大きく書いていいんですよ~(笑)
ご来店のお客さま、見逃さないでくださいね!

ちなみに、BL作家さまではありませんが、
秋田書店・プリンセスコミックス『悪魔でアイドル』が好評発売中の
麻見雅先生もご来店くださり、イラストをお描きくださってます♪
DSCF4769.jpg

これからもどんどん充実していくホワイトボードにもご期待ください!

★ここでお詫び★
ブログ担当者、うっかりしておりまして、先日ご来店くださいました羽柴みず先生と千鳥ぺこ先生に、こちらのホワイトボードにイラストをお願いするのを忘れてしまいました……。
お忙しい中ご来店くださっている先生に、お帰り間際にさらなるお願いをするのを、ついつい忘れてしまいまして……。せっかくの豪華共演の機会を逃してしまい、私自身非常に悔やんでおります。
お客様も楽しみにしてくださっている方もいらしたかもしれないのに……
以後、このようなことがないよう、うっかり八兵衛は封印したいと思います。すみませんすみません。


さ~て、またまた楽しい週末がやってきましたよ。
お出かけのついでに、充実の読書タイムのおともに、
芳林堂書店コミックプラザはいつでもあなたさまのご来店をお待ちしております。
ぜひぜひ、ご利用お待ち申しあげております。
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