Posted by: ホーリンラブブックス 10 years, 1 month ago
祥伝社・onBLUEコミックス
『夜まで待てない』の梶ヶ谷ミチル先生がご来店くださいました!

●『夜まで待てない』 著者:梶ヶ谷ミチル 発行:祥伝社 定価:650円
「しがらみのない男と後腐れのないセックスをしたい」
新宿2丁目。夜のバーで向井修司が出逢ったのは、狼のように精悍で強引な男・桐原だった。一晩のつもりでハメを外した向井だったが、翌日大学で隣に座ってきたのは昨夜の男で―――。
リンク作『放課後の不純』の番外編に加え、描き下ろしも収録。
デビュー作『放課後の不純』で世の乙女をきゅんきゅんもだもださせた、梶ヶ谷先生の3作目です。
高い評価を誇る『放課後の不純』のスピンオフ作品ということで、発売前から期待をされていたファンの方も多いのでは?
今回は、『放課後の不純』の受け・水谷くんにちょっかいかけてた幼馴染みの修ちゃんが主役。
『放課後~』のピュアカップルの前に玉砕した、遊び人を気取る修ちゃんこと向井は、一夜の遊び相手を求めて夜の街へ。そこで出会った強引男前の桐原にペースを乱され、落ちるつもりのない恋愛の渦中へ……。
恋愛はしたくない、ただ淋しい心を埋めたい、なんてクールを気取る向井に、「オレのことすきなんだろ?」的な強引さでガンガンくる桐原。Hしたいだけのような、でも熱っぽい視線からなんだか違う気持ちを読み取れそうな……。
梶ヶ谷先生のお描きになるキャラクターたちは、どの子もみんなそこらにいそうな普通の男の子。
あきらかに主役然とした、スーパー攻め様や兼ね備えた超イケメン男子などはいません。
クラスにいたら、普通に友達になってそうな身近な存在。
でもだからでしょうか、ストーリーがなめらかに自然に流れていきます。本当にありそうな日常感、等身大の男の子たちの生活って感じがするのです。
そんな男の子たちが、出会い、惹かれあい、悩みながらお互いの心と体の距離を縮めていく。
こんな普通すぎるお話、あらすじで説明されたら「ふ~ん」で終わってしまいそう?
でも、そんなお話を、丁寧に優しくそしてきちんと萌えも織り込んで描いてくださる。
梶ヶ谷先生のお話を読むと、日常の中にも必ず小さなドラマがあり、その主役はいつでも自分なんだと思えます。
豪華客船に乗ってアラブにさらわれちゃったり、目が覚めたら極道のヨメにさせられていたりするようなドラマチックな展開は全くないけど、自分の人生の主役はいつでも自分なんです。
派手じゃなくても、誰だってメインキャストなんです。これってあたりまえだけど、素敵なこと。
そして、そんな小さな幸せのおすそ分けをしてくださる魔術師が、梶ヶ谷先生だと思います♪
『放課後の不純』でピュア萌えされた方が、
若さゆえのズルさやいい加減さ、意地の張り合いカマの掛け合い、優柔不断流され系な『夜まで待てない』カップルの行動に、「なんだかなぁ」と思われても不思議はないかもしれません。
でも、彼らの行動に明確な意味を要求するのは、実は酷なんじゃないかなぁ、なんて思ったり。
だって若いんですもの。きっと自分たちも自身の気持ちがわかってないかも(笑)。
そんな青春の暴走と純情な部分を妙にリアルに感じて萌えた私でありました。
梶ヶ谷先生にサインをしていただきました。

イラスト入り! きゃ~かわいい!!
そして、先生は手袋を嵌めてサインを描いてくださいました。本格的!
サイン色紙もいただきました。


芳林堂書店コミックプラザにサイン本も販売させていただいております。
サイン本は数に限りがございますので、なくなっちゃったらゴメンナサイ。
それにしても今回の表紙は、BLコミックスの中でもあまり見たことのないデザイン。
梶ヶ谷先生の過去の2冊とも表紙のコンセプトが違い、コマ割された印象的な表紙になってます。
今回、このデザインにされた理由は?と担当編集さんにお聞きしたところ、
当初、一枚絵で描いていただいたのですが、なんかしっくりこなくって、もどかしい彼らの関係をうまく表現できないかと試行錯誤した結果、このような表紙になったそうです。
たしかに、初見で「お?」と思わせて、読後に表紙を見直すと、向井のとまどいや桐原の強引だけど断われない優しいキスの感じが出てて、ニヤリとさせられますね。ニクイなぁ。
次回作の打ち合わせで、
学生モノの普通のお話ばかりなので、次はアラブでいってみますか!? と編集さんが提案されたそうですが、すぐさま二人で考えこんで却下されたそうです。
梶ヶ谷先生の日常アラブ……お茶漬けすすってそうなアラブ……? 読んでみたい気もしますが!
梶ヶ谷先生には、教室の片隅や、職場の男子トイレなんかでひっそりと起こっていそうな、小さな、でもステキな恋のお話を描き続けていただきたいと思います。
私たち乙女は、柱の陰からこっそりニマニマ見守っていますので。えへへ。
梶ヶ谷先生、祥伝社スタッフ様、お忙しい中ご来店くださいまして、本当にありがとうございました。
ブログでのご紹介が遅くなって申し訳ありません。
これに懲りずに、ぜひまた遊びにいらしてくださいね!
芳林堂書店コミックプラザは、暑い夏を乗り切るための乙女のゴチソウ=萌えを色々ご用意して、みなさまのご来店をお待ちしております。
池袋にお出での際は、ぜひ西口・芳林堂書店コミックプラザにご来店お待ち申しあげております。
コミックプラザは本日より店内照明をリニューアルし、より明るく綺麗な店内へと生まれ変わりました。
ぜひ、ご利用くださいね。お待ちしております。
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『夜まで待てない』の梶ヶ谷ミチル先生がご来店くださいました!

●『夜まで待てない』 著者:梶ヶ谷ミチル 発行:祥伝社 定価:650円
「しがらみのない男と後腐れのないセックスをしたい」
新宿2丁目。夜のバーで向井修司が出逢ったのは、狼のように精悍で強引な男・桐原だった。一晩のつもりでハメを外した向井だったが、翌日大学で隣に座ってきたのは昨夜の男で―――。
リンク作『放課後の不純』の番外編に加え、描き下ろしも収録。
デビュー作『放課後の不純』で世の乙女をきゅんきゅんもだもださせた、梶ヶ谷先生の3作目です。
高い評価を誇る『放課後の不純』のスピンオフ作品ということで、発売前から期待をされていたファンの方も多いのでは?
今回は、『放課後の不純』の受け・水谷くんにちょっかいかけてた幼馴染みの修ちゃんが主役。
『放課後~』のピュアカップルの前に玉砕した、遊び人を気取る修ちゃんこと向井は、一夜の遊び相手を求めて夜の街へ。そこで出会った強引男前の桐原にペースを乱され、落ちるつもりのない恋愛の渦中へ……。
恋愛はしたくない、ただ淋しい心を埋めたい、なんてクールを気取る向井に、「オレのことすきなんだろ?」的な強引さでガンガンくる桐原。Hしたいだけのような、でも熱っぽい視線からなんだか違う気持ちを読み取れそうな……。
梶ヶ谷先生のお描きになるキャラクターたちは、どの子もみんなそこらにいそうな普通の男の子。
あきらかに主役然とした、スーパー攻め様や兼ね備えた超イケメン男子などはいません。
クラスにいたら、普通に友達になってそうな身近な存在。
でもだからでしょうか、ストーリーがなめらかに自然に流れていきます。本当にありそうな日常感、等身大の男の子たちの生活って感じがするのです。
そんな男の子たちが、出会い、惹かれあい、悩みながらお互いの心と体の距離を縮めていく。
こんな普通すぎるお話、あらすじで説明されたら「ふ~ん」で終わってしまいそう?
でも、そんなお話を、丁寧に優しくそしてきちんと萌えも織り込んで描いてくださる。
梶ヶ谷先生のお話を読むと、日常の中にも必ず小さなドラマがあり、その主役はいつでも自分なんだと思えます。
豪華客船に乗ってアラブにさらわれちゃったり、目が覚めたら極道のヨメにさせられていたりするようなドラマチックな展開は全くないけど、自分の人生の主役はいつでも自分なんです。
派手じゃなくても、誰だってメインキャストなんです。これってあたりまえだけど、素敵なこと。
そして、そんな小さな幸せのおすそ分けをしてくださる魔術師が、梶ヶ谷先生だと思います♪
『放課後の不純』でピュア萌えされた方が、
若さゆえのズルさやいい加減さ、意地の張り合いカマの掛け合い、優柔不断流され系な『夜まで待てない』カップルの行動に、「なんだかなぁ」と思われても不思議はないかもしれません。
でも、彼らの行動に明確な意味を要求するのは、実は酷なんじゃないかなぁ、なんて思ったり。
だって若いんですもの。きっと自分たちも自身の気持ちがわかってないかも(笑)。
そんな青春の暴走と純情な部分を妙にリアルに感じて萌えた私でありました。
梶ヶ谷先生にサインをしていただきました。

イラスト入り! きゃ~かわいい!!
そして、先生は手袋を嵌めてサインを描いてくださいました。本格的!
サイン色紙もいただきました。


芳林堂書店コミックプラザにサイン本も販売させていただいております。
サイン本は数に限りがございますので、なくなっちゃったらゴメンナサイ。
それにしても今回の表紙は、BLコミックスの中でもあまり見たことのないデザイン。
梶ヶ谷先生の過去の2冊とも表紙のコンセプトが違い、コマ割された印象的な表紙になってます。
今回、このデザインにされた理由は?と担当編集さんにお聞きしたところ、
当初、一枚絵で描いていただいたのですが、なんかしっくりこなくって、もどかしい彼らの関係をうまく表現できないかと試行錯誤した結果、このような表紙になったそうです。
たしかに、初見で「お?」と思わせて、読後に表紙を見直すと、向井のとまどいや桐原の強引だけど断われない優しいキスの感じが出てて、ニヤリとさせられますね。ニクイなぁ。
次回作の打ち合わせで、
学生モノの普通のお話ばかりなので、次はアラブでいってみますか!? と編集さんが提案されたそうですが、すぐさま二人で考えこんで却下されたそうです。
梶ヶ谷先生の日常アラブ……お茶漬けすすってそうなアラブ……? 読んでみたい気もしますが!
梶ヶ谷先生には、教室の片隅や、職場の男子トイレなんかでひっそりと起こっていそうな、小さな、でもステキな恋のお話を描き続けていただきたいと思います。
私たち乙女は、柱の陰からこっそりニマニマ見守っていますので。えへへ。
梶ヶ谷先生、祥伝社スタッフ様、お忙しい中ご来店くださいまして、本当にありがとうございました。
ブログでのご紹介が遅くなって申し訳ありません。
これに懲りずに、ぜひまた遊びにいらしてくださいね!
芳林堂書店コミックプラザは、暑い夏を乗り切るための乙女のゴチソウ=萌えを色々ご用意して、みなさまのご来店をお待ちしております。
池袋にお出での際は、ぜひ西口・芳林堂書店コミックプラザにご来店お待ち申しあげております。
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