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onBLUEコミックス『夜まで待てない』の梶ヶ谷ミチル先生がご来店くださいました!

祥伝社・onBLUEコミックス
『夜まで待てない』の梶ヶ谷ミチル先生がご来店くださいました!
夜まで待てない
●『夜まで待てない』 著者:梶ヶ谷ミチル 発行:祥伝社 定価:650円
「しがらみのない男と後腐れのないセックスをしたい」

新宿2丁目。夜のバーで向井修司が出逢ったのは、狼のように精悍で強引な男・桐原だった。一晩のつもりでハメを外した向井だったが、翌日大学で隣に座ってきたのは昨夜の男で―――。
リンク作『放課後の不純』の番外編に加え、描き下ろしも収録。


デビュー作『放課後の不純』で世の乙女をきゅんきゅんもだもださせた、梶ヶ谷先生の3作目です。
高い評価を誇る『放課後の不純』のスピンオフ作品ということで、発売前から期待をされていたファンの方も多いのでは?

今回は、『放課後の不純』の受け・水谷くんにちょっかいかけてた幼馴染みの修ちゃんが主役。
『放課後~』のピュアカップルの前に玉砕した、遊び人を気取る修ちゃんこと向井は、一夜の遊び相手を求めて夜の街へ。そこで出会った強引男前の桐原にペースを乱され、落ちるつもりのない恋愛の渦中へ……。
恋愛はしたくない、ただ淋しい心を埋めたい、なんてクールを気取る向井に、「オレのことすきなんだろ?」的な強引さでガンガンくる桐原。Hしたいだけのような、でも熱っぽい視線からなんだか違う気持ちを読み取れそうな……。

梶ヶ谷先生のお描きになるキャラクターたちは、どの子もみんなそこらにいそうな普通の男の子。
あきらかに主役然とした、スーパー攻め様や兼ね備えた超イケメン男子などはいません。
クラスにいたら、普通に友達になってそうな身近な存在。
でもだからでしょうか、ストーリーがなめらかに自然に流れていきます。本当にありそうな日常感、等身大の男の子たちの生活って感じがするのです。
そんな男の子たちが、出会い、惹かれあい、悩みながらお互いの心と体の距離を縮めていく。
こんな普通すぎるお話、あらすじで説明されたら「ふ~ん」で終わってしまいそう?
でも、そんなお話を、丁寧に優しくそしてきちんと萌えも織り込んで描いてくださる。

梶ヶ谷先生のお話を読むと、日常の中にも必ず小さなドラマがあり、その主役はいつでも自分なんだと思えます。
豪華客船に乗ってアラブにさらわれちゃったり、目が覚めたら極道のヨメにさせられていたりするようなドラマチックな展開は全くないけど、自分の人生の主役はいつでも自分なんです。
派手じゃなくても、誰だってメインキャストなんです。これってあたりまえだけど、素敵なこと。
そして、そんな小さな幸せのおすそ分けをしてくださる魔術師が、梶ヶ谷先生だと思います♪

『放課後の不純』でピュア萌えされた方が、
若さゆえのズルさやいい加減さ、意地の張り合いカマの掛け合い、優柔不断流され系な『夜まで待てない』カップルの行動に、「なんだかなぁ」と思われても不思議はないかもしれません。
でも、彼らの行動に明確な意味を要求するのは、実は酷なんじゃないかなぁ、なんて思ったり。
だって若いんですもの。きっと自分たちも自身の気持ちがわかってないかも(笑)。
そんな青春の暴走と純情な部分を妙にリアルに感じて萌えた私でありました。


梶ヶ谷先生にサインをしていただきました。
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イラスト入り! きゃ~かわいい!!
そして、先生は手袋を嵌めてサインを描いてくださいました。本格的!

サイン色紙もいただきました。
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芳林堂書店コミックプラザにサイン本も販売させていただいております。
サイン本は数に限りがございますので、なくなっちゃったらゴメンナサイ。

それにしても今回の表紙は、BLコミックスの中でもあまり見たことのないデザイン。
梶ヶ谷先生の過去の2冊とも表紙のコンセプトが違い、コマ割された印象的な表紙になってます。

今回、このデザインにされた理由は?と担当編集さんにお聞きしたところ、
当初、一枚絵で描いていただいたのですが、なんかしっくりこなくって、もどかしい彼らの関係をうまく表現できないかと試行錯誤した結果、このような表紙になったそうです。

たしかに、初見で「お?」と思わせて、読後に表紙を見直すと、向井のとまどいや桐原の強引だけど断われない優しいキスの感じが出てて、ニヤリとさせられますね。ニクイなぁ。

次回作の打ち合わせで、
学生モノの普通のお話ばかりなので、次はアラブでいってみますか!? と編集さんが提案されたそうですが、すぐさま二人で考えこんで却下されたそうです。
梶ヶ谷先生の日常アラブ……お茶漬けすすってそうなアラブ……? 読んでみたい気もしますが!
梶ヶ谷先生には、教室の片隅や、職場の男子トイレなんかでひっそりと起こっていそうな、小さな、でもステキな恋のお話を描き続けていただきたいと思います。
私たち乙女は、柱の陰からこっそりニマニマ見守っていますので。えへへ。

梶ヶ谷先生、祥伝社スタッフ様、お忙しい中ご来店くださいまして、本当にありがとうございました。
ブログでのご紹介が遅くなって申し訳ありません。
これに懲りずに、ぜひまた遊びにいらしてくださいね!


芳林堂書店コミックプラザは、暑い夏を乗り切るための乙女のゴチソウ=萌えを色々ご用意して、みなさまのご来店をお待ちしております。
池袋にお出での際は、ぜひ西口・芳林堂書店コミックプラザにご来店お待ち申しあげております。

コミックプラザは本日より店内照明をリニューアルし、より明るく綺麗な店内へと生まれ変わりました。
ぜひ、ご利用くださいね。お待ちしております。

Qpaコレクション『年下彼氏の恋愛管理癖』の桜日梯子先生がご来店くださいました!

芳林堂書店コミックプラザに、竹書房・Qpaコレクション
『年下彼氏の恋愛管理癖』の桜日梯子先生がご来店くださいました!

年下彼氏の恋愛管理癖
●『年下彼氏の恋愛管理癖』 著者:桜日梯子 発行:竹書房 定価:690円
研究に没頭すると、食事すら摂らなくなる、どこか儚げな研究生の理(サトシ)。同じ研究室に入り浸っている後輩の泉(イズミ)は、自他ともに認める“飼い主”としてそんな理の世話を焼く日々を過ごしていた。
ただ世話を焼いてるだけだったはずが、ある日、理が男に襲われた事実を知り、泉の中で理に対しての気持ちが大きく変化することに――。この感情は独占欲、所有欲、それとも…?
ドSを描かせたら絶品☆桜日梯子、待望の初単行本! 擬音まみれの描き下ろしは16ページ!!

【収録作品】
「年下彼氏の恋愛管理癖」「お手をどうぞ、王子サマ」「君に捧ぐサディスティック」


同人で活動されていた桜日先生の商業デビューコミックスなんですが、
Qpa編集部の担当編集Hさんの惚れ込みようがスゴイ!
以前から、桜日先生への熱い思いをお聞かせいただいていたので、私も読むのを楽しみにしておりました。

読後……
こりゃ、オススメ文句どおりどえりゃーエロイですわ!
スタイリッシュなカバー絵から受ける印象とはちょっと違いますよ?
中身、ぐっちょんぐっちょんですよ?(笑)

桜日先生のお描きになる、普段シャープでクールなイケメンキャラたちの、
スイッチはいっちゃった後の乱れぶりがスゴイんです!
表題作の受け・理くんの、普段のふんわりぶりからは想像つかない姿態とか、「お手をどうぞ、王子サマ」のバカップルの若さゆえの暴走ぶりとか、とにかくハイテンションジェットコースターHが楽しいです。
担当編集者さま曰く、「首筋とか胸元のけだるい感じが最高にエロイ」んですよ~と。

そして、オススメ文句にもあるように、桜日先生の特徴と言えば「擬音」!
画面を埋め尽くす擬音のエロ文字、少女漫画の流れのBL漫画のイメージからすると、かなりびっくりされる方もいらっしゃるかも。
もう、完全に男性向けエロ漫画の演出です。
先生にお聞きしたところ、桜日先生ご自身が男性向けエロジャンルに抵抗がなく楽しくお読みになれるようで、影響を受けていらっしゃるのかな、と思いました。
作画を終えた後、原稿の仕上げのようにエロ擬音を描きこむのが楽しみ!とおっしゃっていたので、これはスジガネ入りかも(笑)
「擬音って、そんなにバリエーションあるんですか? 使い分けとかされてますか?」とお聞きしたところ、
「この擬音、最近使い過ぎだから、なるべく違う音を入れてみよう、とか考えたりしてます」とのこと。
う~ん、擬音道も奥が深そうだ……(笑)

しかし、この多彩な擬音が、シャープでけだるい、でも情熱的なキャラ達の絡みあいにエロさを増しているのは間違いありません。
そして、私も擬音にこんなにエロ効果がこんなにあるとは思いませんでした。
また新たな萌えを発見しちゃったわ! 桜日先生、Qpa編集部さま、アリガトウゴザイマス!!

さて、そんな桜日先生にサイン本を描いていただきました。
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先生のキュートな自画像キャラ入り♪ こちら通常バージョンです。

お話も弾み、先生がだいぶリラックスされてきたのか、別バージョン登場。
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気合い入ってます(笑)

そして、当店おなじみ(?)「くぱぁ」バージョン!
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テレてやがるぜ!かわいいぜ、チキショー!!

表題作「年下彼氏の恋愛管理癖」の泉くんも描いてくださいました。
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桜日先生お気に入りという、安生先生バージョンも!
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安生先生、私も好きです!! おいしいキャラですよね♪

そして、泉くんのカラー色紙もいただきました。
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芳林堂書店コミックプラザでさっそく販売したところ……
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サイン本はすぐに売り切れてしまいました。
お買いいただいたみなさま、ありがとうございます。そして、お買い求めいただけなかったお客様、大変申し訳ございません。スゴイ反響でした~!!

現在、コミックプラザでは、芳林堂書店限定の描き下ろしカラーブロマイド付きで販売しております。
ぜひ、ご注目くださいね!

桜日先生、竹書房スタッフさま、お暑い中ご来店くださいまして本当にありがとうございました!

芳林堂書店コミックプラザでは、暑さに負けない身体と心の栄養となる素晴らしい萌えをたくさんご用意して、みなさまのご来店をお待ちしております。
たくさんのご利用、お待ちしております。よろしくお願いいたします♪

竹書房の新レーベル『麗人uno!』レーベルからの第2弾、『花盗人は露に酔ふ』のキサユキ先生がご来店くださいました!

竹書房の新BLレーベル『麗人uno!』から、7月5日、第2弾コミックスが3冊発売されました。
その中から『花盗人は露に酔ふ』のキサユキ先生がご来店くださいましたよ~!

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●『花盗人は露に酔ふ』 著者:キサユキ 発行:竹書房 定価:680円
大衆演劇の人気役者・不知火晃央(しらぬいあきお)の付き人を務める藤介(とうすけ)。
舞台では時に凛と、時に艶やかに観客を魅了する晃央だが、冷然と芸を磨く姿についたあだ名は「氷の姫」。そんな晃央に藤介は心酔し、常に寄り添ってきた。だが、気鋭の三味線奏者・橘 辰秋(たちばな しんしゅう)とのコラボ公演以来、藤介の胸中には複雑な想いが吹き荒れて…!?
表題シリーズの他、フードにまつわる甘くて苦い恋愛短編を収録!


舞台鑑賞が趣味という、キサユキ先生の萌えとこだわりがたっぷり詰まったデビューコミックスです。
今回のテーマとなっている大衆演劇ジャンルだけでなく、舞台ならば、商業演劇、ミュージカル、歌舞伎、宝塚となんでもお好きとのこと。その中でも、今ハマっているのが大衆演劇なんだそうです。
大衆演劇というとなじみがない人も多いと思いますが、今時は、早乙女太一くんというスターも輩出してますし、すでにおじちゃんおばちゃんのエンタメではなくなっている様子。
ブログ担当者の私も、大衆演劇の舞台はまだ観たことはないのですが、ライブはスゴいに違いない。

デビューコミックスで和物、しかも若者にはなじみの薄い業界がテーマということもあり、
結構冒険だったのでは……? と担当編集者さんにお聞きしたところ、
「先生の舞台鑑賞に対する愛と情熱がすごくって、これならばイケる!と思いました(笑)」
とのこと。
たしかに、ゴージャスな着物描写や、女形の色気を表す手や体のしぐさ、そして流し眼など、難易度の高い作画に果敢にチャレンジされています。
この作画作業、かなり大変だったのでは……?
「描くのが楽しすぎて、後半どんどん着物の柄とか緻密になって時間がかかってしまいました。でもとっても楽しかったです♪」
お読みいただいた方はおわかりかもしれませんが、晃央の舞台衣装の着物の柄、ほぼ手描きだそうですよ~。スゴイ!

大好きな「舞台」に、これまたお好きな「下克上」や「三角関係」と、先生の好きをたっぷり詰め込んでできあがった作品が『花盗人は露に酔ふ』。
といっても、舞台鑑賞に興味のない方にもお楽しみいただけるよう、小難しい業界話は極力抑え、BL的エンタメ的お楽しみがたっぷり詰まってます。
むせかえるようなゴージャスで濃厚な愛の世界をぜひご堪能くださいませ♪

キサユキ先生にサイン本を描いていただきました。
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チビキャラがかわいいですv

カラー色紙もいただきました。
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うわぉ~色気ダダ漏れです、ヤバイです。

さっそく芳林堂書店コミックプラザにて販売させていただいております。
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描き下ろしペーパーに、芳林堂書店限定のブロマイドもおつけしてます。
サイン本は数に限りがございますので、欲しい方はお早めにご来店ください。
そして、売り切れちゃってたら申し訳ございません。

試し読み小冊子もご用意させていただいております。
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竹書房さんの試し読み小冊子は、読み応えたっぷりの豪華仕様です。
他の作品も、試し読み小冊子をたくさんご用意しておりますので、ぜひお手にとってみてくださいね。

ちなみにキサユキ先生の情熱には及びませんが、当ブログ担当もわりと舞台鑑賞好きでして、藤原竜也くんのファンでございます。
そんなお話をしたら、秋に上演される予定の藤原くんの同じ舞台を観に行くことが判明! すっかり舞台話で盛り上がってしまいました。先生と共通の萌えがあってうれしかったです(笑)
これを機会に、舞台鑑賞に興味を持ってくださる方がいらっしゃるとうれしいなぁ。なんてね。

以前もご紹介したとおり「麗人uno!」レーベルは、電子書籍発の元気な新人さんたちを中心とした「麗人」ブランドの弟的なレーベル。キサユキ先生をはじめ、注目のラインナップが目白押しです。
ぜひ、ご注目くださいね。

キサユキ先生、竹書房スタッフさま、お忙しい中、そして東京のトロけそうな猛暑の中、ご来店いただき本当にありがとうございました。
みなさまにたくさんの萌えと愛をお届けできるよう、当店スタッフもがんばりますね!

梅雨が明け、身体にこたえる暑さにぐったり気味の乙女のみなさま、
涼しく快適な芳林堂書店コミックプラザで、BL充して英気を養いませんか?
スタッフ一同、みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
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